2007/10/11

RADIOHEAD『In RAINBOWS』DLしたよ

Radioheadがメジャー契約満了のまま、ニューアルバムを公式サイトから通販とダウンロードでの販売を始めたのでDLで購入しました。

なんと言ってもDL販売は値段は「言い値」、まったく無料でも、いくら支払ってくれても良いというのが目玉です。ソフトウェアDLの世界ではドネーション(寄付)という形式は定着していますが、Radioheadクラスの世界的な知名度がある大物ミュージシャンでこのような試みは画期的であり、今後様々な波紋を呼ぶことだと思います。

で、僕はいくら支払ったかと言うと、英ポンドで5.5ポンド(+手数料0.45ポンド)です。約1500円くらいでしょうか。これが高い買い物か安い買い物か、自分を試されるようでドキドキですね。

また、内容の方は100%Radiohead印のサウンドで最高です。全10曲、mp3でビットレートは160kbpsでアートワークや歌詞は付いていません。

通販となるディスクボックスのほうは40ポンド(約9,500円)で、上記のデジタル・ダウンロードができるほか、そのCDおよびヴィニール 盤、さらなるニュー・トラック8曲を収録したCD2、デジタル写真、アートワーク、歌詞ノート、ハードカバーの本などが収められたセットが12月3日前後 に配達されるそうです。

ニュースソース
Barks
bounce.com

レディオヘッド公式サイト
http://www.radiohead.com

2007/10/09

僕は犬みたいなもん


dogsdogs
小沢健二

曲名リスト
1. 昨日と今日
2. 天気読み
3. 暗闇から手を伸ばせ
4. 地上の夜
5. 向日葵はゆれるまま
6. カウボーイ疾走
7. 天使たちのシーン
8. ローラースケート・パーク

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小沢健二の初ソロアルバムのタイトルは「犬は吠えるがキャラバンは進む」。いつのまにやら、このアルバムは「dogs」と名を変え、ジャケットも変えました。

当時はその歌詞の真摯な祈りのメッセージに対する作者なりの照れ隠しとしてのタイトルやタイトル変更かと思っていましたが、最近になって「そういうことだったのか」と理解出来てきました。

フリッパーズ時代の彼は人間の儚さに立ち向かい、世界の全てを知で理解したいといった、オーバーに言えば「神」を知性で理解したいという知への信頼に溢れていたように思います。
一方、このソロアルバムは、絶対を理解し得ないからこそ、人生を愛したいといった、人知を超えた「神」への敬虔さが歌われているように思います。

ただ、その敬虔さも知で理解したものであり、「自分は特別な存在である」という気持ちから抜け出せていなかった。そんな自分を恥じたのではないかと思われるのです。

「犬は吠えるがキャラバンは進む」・・・いったい自分は犬なのか、キャラバンなのか?最初の盤に付いていたライナーノートには、どちらに受け取ってもらっても良い、と書いてありました。
とは言え、ジャケットからも、旗を掲げて突き進む小沢自身がコラージュされていることから、皆を引き連れていくキャラバンの隊長に自らをなぞらえていたことは明らかです。

人間が真摯に何かを信じて突き進む姿、祈る姿は美しく、とても大切なものです。しかしどんなに素晴らしくても、あくまでそれは一つの姿勢でしかないのです。結局「dogs」に変えたのは、自分は犬であり、得体の知れない世界を動かす力「キャラバン」に対する「犬の遠吠え」でしかない、そして人は皆犬であるが、そうであることで「祈り」が軽んじられる訳ではないということなのだと思うのです。

とにかく、叙事詩や叙情詩的な日本のフォーク〜ニューミュージックシーンとは違う方向で、非常にセンテンスの長い言葉で描かれた日本語ロックの一つの到達点であり、名盤です。

2007/10/04

AddClips ソーシャルブックマークボタン統合サービス

AddClips ソーシャルブックマークボタン統合サービス


試しに付けてみたが、どんなもんだろう?
それよりなにより、各種ソーシャルブックマークの使い分けが出来てなくて、散乱している情報をなんとかしなくてはと思っています。

追記:トップページからも個別リンクにブックマーク貼れないかといじっていたのですが、Bloggerのウィジェットがやはり分からず、AddClipsは取り外しました。

2007/09/30

エンクロージャリンクのテスト

Bloggerに新搭載されたエンクロージャリンク、ポッドキャスティングのためのリンクらしいですが、試していなかったのでフリーのオンラインストレージopnomyにアップしてあった音源でテスト投稿。

それにしても動画は直接アップ出来るようになったのに、音声はリンクでもってくるしかないとは、そこらへんの事情は良くわからないけど、どうも使い勝手が悪い。

2007/09/27

WEBマガジン e-days「イーディズ」

WEBマガジン e-days「イーディズ」

NEWS WEEK日本語版などを発行している阪急コミュニケーションズが大人の為の音楽WEBマガジンを開始しています。

21世紀に入り、音楽雑誌も中高年を対象としたものが各種現れては消えているように思います。
WEBマガジンという形式もブログやRSS、SNSが中心となった今では、趣味人のもの、WEBデザイナーやスポンサーの虚栄心を反映したものといった印象を個人的にはどうも拭えません。
今何故あえてWEBマガジン?という問いに応えられるかどうか。

ラインナップは大物ぞろいで見事なものですが、いつまで続くのでしょう。
頑張って欲しいものですね〜。