2005/12/09

Plastic Ono Band

B000051TBAジョンの魂 ~ミレニアム・エディション~
ジョン・レノン

曲名リスト
1. マザー(母)
2. しっかりジョン
3. 悟り
4. ワーキング・クラス・ヒーロー(労働階級の英雄)
5. 孤独
6. 思い出すんだ
7. ラヴ(愛)
8. ウェル・ウェル・ウェル
9. ぼくを見て
10. ゴッド(神)
11. 母の死
12. パワー・トゥ・ザ・ピープル
13. ドゥ・ジ・オズ

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小学生も卒業する頃、歌謡曲に飽き足りなくなった僕の前に現れたロックは、叔父が所有していたこのアルバムでした。
ふむふむ、これがあの伝説のビートルズの、あのジョン・レノンか。そうか、こういうのがロックなのか〜と、今から思えばかなり偏った先入観を持たされ、人生を狂わされた名盤です。
このアルバムから得た僕のロック観は、赤裸々でなくてはいけない、シンプルでなくてはいけない、暗くなくてはいけない、ロック=フォーク=ロックである、音数をならしてはいけない、トラウマがなくてはいけない、目が悪くなくてはいけない、眼鏡をかけなくてはいけない、・・・といったものでした。
ロック精神論につかまりました。

現在の僕の音楽に対する心境というものは、中村とうよう的な、「音楽は芸能である」といったところにあるつもり、つもりではいるのですが、三つ子の魂百までというべきか、やはりジョン・レノンはたまに聴くと心が震えます。
それに、現在でも基本的にDo It Yourself的なロックに無条件に弱いのは、ここからロックを聴き始めてしまったせいでしょう。

2005/12/06

The Coral

今日は品川プリンスにあるステラボールに行って、コーラルを観てきました。
一曲一曲が短いせいか、一時間少々でライブは終了。でも演奏は丁寧で良かった!特にドラムはかっこいいです。
一人で行ったので、気兼なく踊れました(^-^)/ 

2005/12/04

やけっぱ

人間が出来てないから人を傷つけるような失敗ばかりです。ということで、昨日も大失敗をしてブルーです・・・。
やけになって半年ぶりに曲「やけっぱ」を作ってみました。
とりあえず、デモのデモくらいの感じで一分もないですが。お暇でしたらどうぞ。

2005/12/02

また意味もなく

ココログフリーに登録、作成してみました。
Bloggerを手放す気はさらさらないのですが、いろんなブログのシステムをいじってみたい衝動が押さえられません・・・。管理画面大好きな僕です。

2005/11/29

島崎藤村

4006020422島崎藤村
平野 謙

岩波書店 2001-11
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島崎藤村ってすごく恐ろしい怪物のような人です。こんな人生を歩んで天寿をまっとうしきり、今も日本近代文学史上に名を残していることに圧倒されざるを得ません。自然主義文学、私小説、告白小説なんて標語では軽すぎて相応しくないくらいです。
この平野謙による藤村作品を通しての、その人となり、作者と作品の綱渡りを分析した評論集を読めば、言葉に出来ない底知れぬ闇を感じて、島崎藤村の作品を全部読みたくなります。

解説を読むと平野謙自身にも藤村と相通じた闇を抱えていたようで、それを思うと更に重みを増す名評論集です。

また、この評論でメインに扱われる作品「新生」は入手が難しいので僕は、青空文庫からテキストをDLしてザウルスで読みました。自己の内面については一切触れないで、事実だけを赤裸々に描く手法は恐ろしいくらいドキドキします。